皮膚科で手湿疹の治療
治療には、酷い炎症が起こっている場合は1週間に1回程度、症状が軽減した場合には2週間から1ヶ月に1回程度の通院が必要になります。完治には長い時間が掛かりますので、長期戦になると考えておきましょう。
長く通院することを考えると、ご自宅の近くの皮膚科や、通勤、通学途中などにある通いやすい皮膚科を選ぶとよいでしょう。手湿疹はすぐに治るものではありませんので、よほど症状が改善されないとか、ステロイド剤を拒否したのに何の説明もないまま処方されたりなど信用できない場合でなければ、すぐに病院を変えてしまうのは望ましくありません。
とはいえ、病院を変えて治療法が変わったら改善したという人もいるのは事実です。インターネットの口コミ情報などで情報を集め、自分にあった治療法を行っている病院を探してみるのもひとつの方法です。
また、長期間通院していて手湿疹が改善しない、あるいは悪化してしまった時は、改善が見られないことを怖がらずに医師に伝えましょう。薬を変えてもらうことや、日常の生活についてのアドバイスを聞くことも大切です。
手湿疹の治療には根気がいりますので、患者である自分の話に耳を傾けてくれたり、相談しやすい先生がいる病院がやはりベストです。
また、皮膚科によってはステロイド剤を使用する病院もあれば、一切使用せずに治療する皮膚科もありますが、これには個人の考え方もあると思いますので、事前に確認しておくとよいでしょう。